CA-MUSIC LIVE
本作品は、現実世界とVR空間を跨ぎ、4つの未知なる音楽を衝突・融合させる試みである。
ここでは、従来の指揮のように全員が共通の記号を解釈することを強いない。VR空間には各音楽を象徴する4つの抽象的なオブジェクトが配置されており、アバターがこれらを操作することで、現実世界への演奏指示が生成される。
最大の特徴は、VR空間そのものが各演奏者の音楽形態に適応している点にある。空間側がそれぞれの演奏形式に合わせることで、ある奏者には「使用デバイスとの相対的な位置関係」として、またある奏者には「動的なパラメーターの変化」として、それぞれの音楽にふさわしい形で指示が示される。
共通の記号に従うのではなく、VR空間という「場」が個々の音楽のルールを引き受けることで、本来交わることのなかった4つの響きが一つのセッションとして編み上げられていく。
This work was supported by the JST [Moonshot R&D Program] Grant Number JPMJMS2215 and the Ishii-Ishibashi Fund (The Keio University Grant for Early Career Researchers)
クラゲの提供・管理協力:すみだ水族館
発表・展示歴
- 2025: ZOU-NO-HANA FUTURESCAPE PROJECT 2025 展示・パフォーマンス。 link